「この店、何屋かわからんなー」

 よく私は、店の前で物陰に隠れて通りすがりの人が私の店の見方を観察しています。何秒看板を見てくれるだろうか?何メートル先から店に気づいてくれるだろか?前に来て立ち止まってくれるだろうか?そしてどんなきっかけで店に入ってくれるだろうか?
 自分が意図して作り上げて告知してることは、思った以上に効果が出ていないことに気づかされます。冒頭の「この店、何屋かわからんなー」店の1メートル先で存在に気づいてくれて、1秒だけ店を見て立ち止まることもなくこの言葉を発して去っていった人を見て、現実を知りました。
 情報をたくさん書いて告知して過剰に飾ることが得策ではないですね。1メートル1秒で店の売り、雰囲気を伝えなければならないのかもしれません。これも間違ってるのかもしれませんが、今はこれが大事だと思っています。
 1秒間に読める文字数は10文字~18文字くらいだろうか、1メートル先からでも見易い文字の大きさは8センチから10センチだろうか、フォントは何がいいか、さらに読みやすい文字の配列として漢字とひらがな・カタカナのバランスは・・・
等々そんな条件の中に店の売り・雰囲気を最大限に生かせる表現は本当に難しいです。MANDINKA DININGは人通りの少ない地域のしかも地下のお店ですが、これはあえて選んだロケーションです、その中で理想的な店を造るには何年もかかると思います、これも想定していたことです。なぜか私はいつも困難な道を選んでしまいます。
tsuboi

コメント

nophoto
み~つけたっ!
2008年12月8日9:24

まだお店に足を運んだ事はございませんが、行った際にはじっくりと
観察させていただきたいと思います。
お料理にしても、お店作りにしても、とことん『追求』していって
ください!!

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索